”温泉教授”の毎日が温泉

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”温泉教授”の毎日が温泉 第36回 ”傾国の美女”楊貴妃が愛した驪山温泉「華清池」(中)

中国古代王朝の歴代の皇帝は、冬期間は温かい華清池の離宮で温泉療養をしていたことが知られており、唐の第2代皇帝太宗もこの地に「温泉宮」を建造して、後でふれるが太宗の温泉遺構も発掘されている。 楊貴妃のために拡張した、避寒のための温泉宮...
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”温泉教授”の毎日が温泉 第35回 ”傾国の美女”楊貴妃が愛した驪山温泉「華清池」(上)

「毎日が温泉」サイトの「読む!?温泉」で、中国の驪山(りざん)温泉の華清池のことにふれた際に、高校生の頃にこの国際的な名湯に憧れ、ほぼ半世紀後にその湯に浸かるという夢が実現した6、7年前のことが懐かしく蘇ってきた。 白楽天の『長恨歌...
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”温泉教授”の毎日が温泉 第34回 平活斎の「温泉論」~汲み湯(温泉)は海水にも劣る

 有馬温泉のことを調べるために、久しぶりに小澤清躬著『有馬温泉史話』を読み返す機会を得た。昭和13(1938)年に刊行された『有馬温泉史話』は、数ある有馬温泉研究書のなかでも”名著”と言ってもよいだろう。 『有馬温泉史話』のなかにあ...
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”温泉教授”の毎日が温泉 第33回 湯に浸かりながら、自然と向き合う

 北国に暮らす者にとっては、”春の雪”ほど穏やかな気持ちで雪景色を眺められる機会はないと思われる。 今年のように暖冬で、雪の少ない年は珍しかったが、それでも3月の下旬になっても、4月に入ってからも寒の戻りは幾度となくあり、そう容易(たやす...
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”温泉教授”の毎日が温泉 第32回 湯は無我にして、天地自然に従ふもの也

 前々回、免疫力を強化するためにふだんより意識して温泉浴をしていることを報告した。 2月は中旬から10日間に8日、温泉を楽しんだ。私は温泉街に生まれ、産湯が温泉だったから、ふだんなら温泉浴は特別のことだとは思わないが、今年は新型コロナウイ...
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”温泉教授”の毎日が温泉 第31回 豊平峡温泉3 ホンモノの温泉にはまる訪日観光客

 実は今年の冬、1月と2月に2度、豊平峡温泉へ出かけた際、ほとんどが外国人客で面食らったものだ。私は外国人が温泉に来ることは歓迎だが、男性浴場で60~70人の入浴客の内、日本人は私ぐらいしかいないのでは? という現実に直面した時には、瞬間...
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”温泉教授”の毎日が温泉 第30回 今こそ、自然治癒力を見直そう

野中温泉・露天風呂(撮影:松田忠徳)  訪日客であれほど賑わっていた大温泉地はどこも閑散としている。降って湧いたような新型コロナウイルス―。日本の観光地の多くは、訪日外国人を抜きには成り立たなくなっていたことが改めてはっきりとした。...
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”温泉教授”の毎日が温泉 第29回 豊平峡温泉2 湯煙という日本美を忘れた?

 先客は白人が2名と日本人が1名で、いずれも露天風呂に浸かっていた。私のお気に入りの内風呂は貸し切り状態なのだ。露天風呂には50人や60人は優に入れるだろうが、内風呂も20人は入れる広さである。その内風呂から西日を浴びて白い湯煙が立ち上る...
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”温泉教授”の毎日が温泉 第28回 止められない古書蒐集で考えたこと

 40数年間も探し続けてきた幻の書、ベルツの『日本鉱泉論』を遂に入手したことは以前にこのコラムで報告した。 その数年前から古書蒐集をそろそろやめよう。お金が続かない、根気も続かない。そう考えていた矢先に、まるで先方から『日本鉱泉論』が私の...
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”温泉教授”の毎日が温泉 第27回 温泉の潜在能力を引き出す科学の眼

 駒場の東京大学医学部中央館(医学図書館)の裏、東大医学部付属病院に向かって、エルヴィン・フォン・ベルツの胸像が立っている。 明治政府は欧米先進国から優れた人材を招聘(しょうへい)する必要性を認め、いわゆる”お雇い外国人”を招いた。その1...
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