温泉健康楽

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温泉健康楽 第15回 「 馴染みの救い 」

 平成16年の夏、長野県白骨温泉での入浴剤混入発覚に始まる一連の温泉偽装騒動、ニセ温泉問題のニュースが全国を駆け巡りました。 温泉学を専門とする私のところにも、コメントを求めるマスコミからのインタビ...
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温泉健康楽 第14回 「 鍵は触媒 」

 なぜ俵山温泉、なかでも共同湯「町の湯」が、リウマチ、神経痛に特効があるのか。高安慎一教授によると、「町の湯」には触媒作用という強力な働きがあるためだといいます。 触媒とは、化学変化の過程でそれ自体...
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温泉健康楽 第13回 「 温泉の個性 」

 今回の俵山での湯治は、温泉分析表をみるかぎりではこれといった濃厚な成分が認められないアルカリ性単純温泉が、なぜ永年にわたって神経痛やリウマチの名湯といわれてきたのかを知りたいという目的もありました...
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温泉健康楽 第12回 「 湯治場の内湯と外湯 」

 一昨年の暮れ、山口県長門市の俵山温泉で夫婦ともども7泊8日の湯治をしました。 童謡詩人・金子みすゞの故郷であるこの町には、他に大規模な温泉旅館が並ぶ長門湯本温泉がありますが、俵山温泉は、山形県の肘...
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温泉健康楽 第11回 「 裸の付合いは日本人の原点 」

 江戸時代の戯作者として知られる式亭三馬(1776~1822)の代表作『浮世風呂』に、こんな条(くだり)があります。 「・・・湯を浴びんとて裸形(はだか)になるは、天地自然の道理、釈迦も孔子も於三(...
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温泉健康楽 第10回 「 湯治こそが“自己”管理 」

 日本人はいつも集団行動的で個性がない、何ごとにも規律を最優先し自己主張がない、などと言われてきました。本当にそうでしょうか。 ヨーロッパでは温泉療法が医療の一つであるという話をしましたが、温泉が病...
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温泉健康楽 第9回 「 予防医学として 」

 温泉を療養に利用しているのは日本だけではありません。 ヨーロッパでも古くから温泉を病気療養や体力増進に活用してきました。たとえばドイツには温泉を利用した立派な保養・療養施設があり、温泉療養が医療と...
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温泉健康楽 第8回 「 湯治は庶民のもの 」

 天下人・徳川家康は400年前の慶長9年(1604年)に、熱海で1週間の湯治をしています。 家康は当時の湯治の習慣に則って、1週間の温泉療養をしました。すでに戦国時代以前から、湯治の最短サイクルは1...
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温泉健康楽 第7回 「 湯治という名の“転地” 」

 江戸時代には、日本人の90%は農漁村部に暮らしていました。明治時代でも東京より越後の人口のほうが多かった。そして、農漁村で農作業や漁労に従事した庶民が、現在に至る湯治のかたちをつくり、支えてきてい...
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温泉健康楽 第6回 「 免疫力を高めるための“プチ湯治” 」

 国立大学医学部の付属病院などで蓄積された温泉医療のデータが、医療現場で使われたという話はほとんど聞きません。戦後の西洋医学一辺倒のわが国では、民間病院が温泉療法を扱っても保険点数に結びつきにくいと...
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