温泉を、極める!

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温泉を、極める! 第9回 西洋医学は病気を治す。温泉は体を直す

 奈良時代の天平5(733)年に書かれた『出雲国風土記』に次のような一節がある。 科学技術が発達するなか増える温泉施設  「一たび濯(すす)けば形容端正(かたちきらきら)しく、再び浴(ゆ...
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温泉を、極める! 第8回 入浴を忘れた日本人

体温を重視しない我が国の現代医学 銀婚湯温泉(北海道)大浴場「こもれびの湯」の露天風呂の湯口。あぁ~、癒やされる(撮影:松田忠徳)  近年、35度台の”低体温”の日本人がふえています。か...
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温泉を、極める! 第7回 神道の禊の精神と温泉

 日本の神道による禊祓(みそぎはらえ)は、温泉の蘇生の観念と結びついていたと思われる。 古代の天皇が温泉地にたびたび行幸されたのは、温泉に慰安を求めたのではなく、禊をして蘇り、心身とも清浄になって新...
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温泉を、極める! 第6回 輪になって”和”を極める

 お互いに個性を認め合う。 これは現代人の多くが意識していること。そうだとしたら、入浴に際してもお互いに最低限のマナーは守らなければならない。マナーを守ることで、よそ様も安らぎを得られるし、自分も得...
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温泉を、極める! 第5回 戦国武将と温泉

 春の夜の夢さへ波の夢枕 関ヶ原の後、熱海で1週間の湯治をした家康  今から400年以上前の慶長9年(1604)、徳川家康は、9男義直(後の初代尾張藩主)、10男頼宣(後の初代紀州藩主)...
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温泉を、極める! 第4回 裸の付き合いは日本の入浴文化

 江戸時代の人気の戯作者(げさくしゃ)として知られる式亭三馬(1776~1822)の9冊から成る滑稽本『浮世風呂』(1809~1813年刊行)に、こんな条がある。 「・・・湯を浴びんとして裸形になる...
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温泉を、極める! 第3回 湯浴みと湯垢離の心

修善寺温泉(静岡県)の江戸前期創業の老舗旅館「あさば」の池と一体化した露天風呂(撮影:松田忠徳)  「筑紫の国に湯浴(ゆあ)みにまからむ」    平安時代初期に書かれたわが国最古の物語で...
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温泉を、極める! 第2回 神道と仏教の「温室経」の教え

 ”湯治”とは、読んで字のごとく「温泉で病気やけがを治すこと」。私自身の経験を元に江戸時代以降の湯治の記録などを読むと、自律神経を整え、免疫力、自然治癒力を高める”予防医学”としての役割も非常に大き...
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温泉を、極める!  第1回 違いの分かる日本人は、”本物”を求める

 人それぞれに個性があるように、温泉にも個性がある。一人ひとりが自分に合う温泉、自分に合う湯宿を見つけるには確認と、それなりの経験の積み重ねが必要となる。 〝本物〟を求めるなら源泉かけ流しかど...
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