温泉本

”温泉教授”の毎日が温泉

”温泉教授”の毎日が温泉 第50回 初心に返って、温泉と向き合いたい

売れに売れた、モノクロ252ページの温泉ガイド 1987年8月25日初版の松田忠徳著『湯けむりの旅 北海道』の表紙。地方出版で、本文はモノクロ印刷にもかかわらず、2、3年で約15万部発...
”温泉教授”の毎日が温泉

”温泉教授”の毎日が温泉 第43回 『温泉手帳 増補改訂版』の翻訳本が中国からも出版された

中国語版『温泉手帳 増補改訂版』が出版に 今年、北京の中国工人出版社から翻訳出版された『温泉手帳 増補改訂版』の中国版、『日本五星級温泉』  私の『温泉手帳 増補改訂版』(東京書...
読んで味わう、温泉100冊

読んで味わう、温泉100冊 第1回 田山花袋著『温泉めぐり』(大正7年、博文館)

 『蒲団』、『田舎教師』などで知られる明治・大正期の文豪、田山花袋が紀行文の名手で、文壇一の温泉通であったことは余り知られていない。 紀行作家としての花袋は、『日本一周』、『山水めぐり』、『旅から』...
”温泉教授”の毎日が温泉

”温泉教授”の毎日が温泉 第28回 止められない古書蒐集で考えたこと

 40数年間も探し続けてきた幻の書、ベルツの『日本鉱泉論』を遂に入手したことは以前にこのコラムで報告した。 その数年前から古書蒐集をそろそろやめよう。お金が続かない、根気も続かない。そう考えていた矢...
温泉教授松田忠徳の”温泉本”案内

温泉教授・松田忠徳の〝温泉本〟案内 第五回 癒しの原風景としての歴史ある温泉地を巡る 温泉教授・松田忠徳の『古湯を歩く』

 さまざまな情報が瞬時に行き交い、経済がグローバル化するなかで、価値観やものの考え方にまで欧米化、均質化が進んでいる。その一方で、戦後の日本を生きてきた世代にとっては、経済成長の過程で失ってきたもの...
温泉教授松田忠徳の”温泉本”案内

温泉教授・松田忠徳の〝温泉本〟案内 第四回 温泉と温泉宿選びのポイントと病気にならないヒントを知る。 『一度は泊まってみたい癒しの温泉宿』

 旅行雑誌や女性グラビア誌、テレビの旅番組など、温泉地や温泉旅館・ホテルのことを知る方法はいくつもあるが、この6、7年で急速に普及したインターネットによって、そこで得られる情報量は格段に増えた。かつ...
温泉教授松田忠徳の”温泉本”案内

温泉教授・松田忠徳の〝温泉本〟案内 第三回 温泉の現状に警鐘を鳴らし、温泉との接し方を 指南する『温泉教授の温泉ゼミナール』

 「当宿のお風呂は源泉100%かけ流し、加温・加水などはしておりません」 雑誌などの広告や自前のホームページで、こんなアピールを積極的に行う旅館やホテルが増えてきた。特にここ2、3年のことだ。源泉の...
温泉教授松田忠徳の”温泉本”案内

温泉教授・松田忠徳の〝温泉本〟案内 第二回 庶民と温泉の関わり、温泉医学の原点を繙く 『江戸の温泉学』への思い

 江戸ものブームの熱が醒めない。人情もの、勧善懲悪、ミステリーなどの小説や、生活・風俗・文化の紹介本、果ては和風建築や着物人気まで、今から見ればどこかのんびりして豊かなイメージが憧れの対象となってい...
温泉教授松田忠徳の”温泉本”案内

温泉教授・松田忠徳の〝温泉本〟案内 第一回 温泉の「情報公開」 ~374軒のランキング ~ 『温泉旅館格付ガイド』への思い

 温泉旅館・ホテルを紹介するガイド本はいくつもある。雑誌や、また、テレビでも折々に、さまざまな宿をとり上げ、消費者に訴求する企画が組まれる。演出された写真や映像、心をくすぐる紹介コメント。そこに惹か...
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