”温泉教授”の毎日が温泉 第59回 ”都市型温泉”で、血圧が下がった!~「きぬの湯」(茨城県)での実証実験(その2)

3か月の持続的な温泉浴で血圧の変化を見る

大浴場にはさまざまな風呂が設えられている。遊び心がある「きぬの湯」の露天風呂「茶碗の湯」(撮影:松田忠徳)

 前回は都市型温泉、「天然温泉 きぬの湯」に於ける実証実験で、血中活性酸素が減少したことを確認した。私は活性酸素を減少させることは”効く温泉の生命線”だと考えている。
 今回は、3か月間の持続的な温泉浴による血圧の変化を見てみたい。前回同様に「週1回通い湯治モニター」は14名、「週2回通い湯治モニター」は13名である。
 
 1)最高血圧(心臓収縮期)

(1)週1回通い湯治モニター
湯治前が124±21 mmHgで湯治後が121±19 mmHgと低下傾向(p =0.10)となった。(→低下する方が好ましい)

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