3か月の持続的な温泉浴で血圧の変化を見る

前回は都市型温泉、「天然温泉 きぬの湯」に於ける実証実験で、血中活性酸素が減少したことを確認した。私は活性酸素を減少させることは”効く温泉の生命線”だと考えている。
今回は、3か月間の持続的な温泉浴による血圧の変化を見てみたい。前回同様に「週1回通い湯治モニター」は14名、「週2回通い湯治モニター」は13名である。
1)最高血圧(心臓収縮期)
(1)週1回通い湯治モニター
湯治前が124±21 mmHgで湯治後が121±19 mmHgと低下傾向(p =0.10)となった。(→低下する方が好ましい)