温泉健康楽 第14回 「 鍵は触媒 」 2020.09.09 2020.09.02 なぜ俵山温泉、なかでも共同湯「町の湯」が、リウマチ、神経痛に特効があるのか。高安慎一教授によると、「町の湯」には触媒作用という強力な働きがあるためだといいます。 触媒とは、化学変化の過程でそれ自体は変化しないまま反応を加速させる働きをするもの。 たとえば塩素酸カリを熱して酸素を発生させる実験の際、二酸化マンガンを加えるとその発生が活発になりますが、二酸化マンガン自体は変化しません。この場合の二酸化マンガンを触媒といいます。 このコンテンツは会員限定です。無料の会員登録で続きをお読みいただけます。無料の会員登録会員の方はこちら