"麗しの温泉浮島"台湾 第2回 続・北投温泉(台北市北投区)

北投石発見のきっかけとなった「瀧乃湯」

 「北投温泉博物館」は刺激的な施設だった。あと2、3回は訪れたい。温泉博物館の東、歩いてほんの数分の距離にある公衆浴場「瀧乃湯」へ向かった。北投渓沿いの日本式公衆浴場である。岡本要八郎が「瀧乃湯」で入浴した後に、すぐ近くを流れる北投渓で北投石を発見するきっかけとなった浴場だ。

千鳥破風の亙屋根の公衆浴場「滝乃湯」(撮影:松田忠徳)

 木造の浴舎に千鳥破風の瓦屋根。一目で日本建築とわかる。「瀧乃湯」の公式サイトには創業は日本統治時代の明治40(1907)年前後と書かれている。岡本要八郎が瀧乃湯に入浴に訪れたのは明治38年、1905年とはっきりしているから、その年かそれ以前ということだろう。そうだとすると築約115年を経過していることになる。

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