"麗しの温泉浮島"台湾   第1回 北投温泉(台北市北投区)

北投温泉の湯元、「硫黄谷」(撮影:松田忠徳)

百万都市から40分の至近にある「北投温泉」

北投温泉へのMRT車内(撮影:松田忠徳)

MRT新北投駅(撮影:松田忠徳)

 人口270万人の台北市の台北(メイン)駅から、MRT(地下鉄)で乗車時間はわずか30分。途中の乗り換えの待ち時間を含めても40分も要しない至近距離に台湾最大の温泉街が現れる。しかも台北市北投区に立地するから、市内なのだ。
 日本の百万都市で北投温泉に匹敵できる大温泉郷を有しているのは札幌市(約196万人)の定山渓温泉、神戸市(約154万人)の有馬温泉ぐらいだろう。いずれの温泉も中心駅からの公共のアクセスは1時間以内である。
 ところで日本では新北投温泉との表示が多いが、新北投という地名はないので、本来は北投温泉と呼ぶべきだろう。従来のMRT淡水信義線北投駅から北投温泉まで支線で1駅延長されて終点駅を新北投としただけだからだ。それもずいぶん昔の話である。 台湾の温泉史を背負ってきた北投温泉に”新”を加えるとしたら、近くに北投温泉の知名度を利用した新興温泉が誕生した場合であるのが通常のパターンだろう。  

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