”温泉教授”の毎日が温泉 第31回 豊平峡温泉3 ホンモノの温泉にはまる訪日観光客

 実は今年の冬、1月と2月に2度、豊平峡温泉へ出かけた際、ほとんどが外国人客で面食らったものだ。私は外国人が温泉に来ることは歓迎だが、男性浴場で60~70人の入浴客の内、日本人は私ぐらいしかいないのでは? という現実に直面した時には、瞬間恐怖心を抱いたことも確かだった。このまま春を迎えたら、常連のお年寄りは豊平峡温泉に寄りつかなくなってしまうのでないかとまで、経営者に代わって心配になるほどであった。

人気の豊平峡温泉の露天風呂(撮影:松田忠徳)

 従業員に聞くと、3月一杯で潮が引くように普段の豊平峡温泉に戻ったという。ここの風呂場のドアは自動ドアではないのに、開けっぱなしのまま出入りしたり、脱衣場の床に靴下や衣類から出るごみが多く閉口したものだが、入浴マナーは上等の部類だったし、大声で話す人もなく秩序はかなり保たれていた。はるばる北海道まで来るアジア人はツアーは少なく、個人客、家族旅行が主体だから、マナーも良い方だろう。

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