”温泉教授”の毎日が温泉 第32回 湯は無我にして、天地自然に従ふもの也

 前々回、免疫力を強化するためにふだんより意識して温泉浴をしていることを報告した。
 2月は中旬から10日間に8日、温泉を楽しんだ。私は温泉街に生まれ、産湯が温泉だったから、ふだんなら温泉浴は特別のことだとは思わないが、今年は新型コロナウイルスが地球規模で猛威をふるっているので、いつもより”意識して”入浴している。もちろん免疫力をより高めるためである。
 3月は14日、温泉に入った。4月はこの原稿を書いている4日までに2日入った。もちろんすべて私が住む北海道内の温泉である。ちなみに昨年の3月の日程を見ると、東北や関東の温泉を含めて16日間温泉に浸かっていたから、今年が特別多いわけではない。

〝温泉通い〟で健康+ささやかながら消費にも貢献

 もちろん健康のためもあるが、この間の”温泉通い”で、私たち夫婦は消費が冷え込み中で、ささやかながらも貢献できたのではないかと総括している。
 3月の温泉は車で片道20分圏内の”地温泉”と、片道2時間前後のやや遠方の温泉のほぼ半々だった。だからガソリン代もかなりかかった。これに弁当代、飲み物代、土地の名産品、それに入浴料。昼食後や湯上がり後に休憩室で読む週刊誌代等も加わるから、結構な出費となった。その出費の何倍も楽しかったから続けられた。何よりも精神衛生上、非日常の温泉を巡るのは最高だ。楽しくなければ続かない。
 田舎の自治体が運営する温泉施設は地元の高齢者の入浴料が無料のことが多い。もちろん施設を運営するには光熱費、水道代、受付のおばさんの人件費、管理費等が相当にかかる。自治体の福祉費等から予算化されているとはいえ、財政状況はどこも厳しい。それをかなり補っているのが、私たちのような周辺の町から来る、即ち”よそ者”から徴収する入浴代+αなのだ。

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