温泉を、極める!  第1回 違いの分かる日本人は、”本物”を求める

 人それぞれに個性があるように、温泉にも個性がある。一人ひとりが自分に合う温泉、自分に合う湯宿を見つけるには確認と、それなりの経験の積み重ねが必要となる。

〝本物〟を求めるなら源泉かけ流しかどうかを確認

 ゆっくり静養しようと思っていたのに、カラオケルームからの騒音がうるさかったなんて、悲劇以外の何物でもないだろう。団体客や宴会客を引き受ける宿なのか、宿の規模はどうなのか。中・大型ホテルは団体客無しには維持できない。チェックの手立てはいろいろある。
 事前にガイド本や情報誌で調べてもよい。ネットも良いが”やらせ”には気をつける。宿に直接、電話かメールで確認するのも手だろう。ただし、温泉旅館の予約の際に露天風呂の有無の確認だけというのは、時代遅れもはなはだしいだろう。
 心身に効く”本物”を求めるのなら真っ先に、「お宅の風呂は”源泉かけ流し”ですか?」と問うべきだろう。”塩素殺菌”の”濾過・循環”の風呂では、町の銭湯と同じレベルである。家庭風呂よりレベルは落ちる。なぜなら家庭風呂用に沸かす水道水は元々塩素殺菌されているが、同じ湯を繰り返し使い廻す濾過・循環器までは付けていないからだ。

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