1.食のアメリカ化による酸化体質を温泉で改善する
私たちの体内の酸化還元は食生活を反映している。50mV以上の酸化状態の人は、主に肉類、乳製品、脂肪の多い高カロリ-のアメリカ食中心の食事傾向の結果である。肉類を食べる場合は、野菜も合わせて摂取し、酸化を防ぐよう心がけたいもの。
欧米では和食ブームで、2013年に和食がユネスコ世界無形文化遺産に登録されたが、本家本元の日本では食のアメリカ化が加速する一方なのだから、不可解な現象といえる。
食生活の激変、野菜摂取量の減少
食生活のアメリカ化により、かつては日本人のがん死亡者の上位は胃がん、肺がん等であったが、最近は男性で3位に大腸がん、女性で1位に大腸がん、5位に乳がん、また、がんの罹患数でも男性は1位に前立腺がん、2位に大腸がん、女性では1位に乳がん、2位に大腸がんと、食生活の激変を反映している(2018年)。