「健康長寿温泉」のススメ 第8章 第4回 やはり、硫黄泉は万病に効く! ~ 高湯は療養温泉の東の横綱か?

4.高湯温泉でがんやウイルスと闘うNK細胞が活性した

(6)定期的な温泉浴で免疫細胞が活性化

「顆粒球」「リンパ球」のバランスが免疫脂肪の機能を適正化

 免疫力の状態は白血球中の細胞のバランスから探ることが可能だ。好塩基球、好酸球、好中球をまとめた「顆粒球」と「リンパ球」の百分率のバランスが故安保徹新潟大学名誉教授(免疫学)らの研究から解明されている。            
 顆粒球は自律神経系の交感神経が優位になると増加する。血圧も上がり、脈拍数も増加する”緊張神経”である。一方、免疫細胞の中枢であるリンパ球は副交感神経が優位になると増加する。ゆったり温泉浴を楽しんだりすると発現する“リラックスの神経”である。
 顆粒球の割合は60%を中心に50~65%、リンパ球は35%を中心に30~45%、残りがマクロファージ(単球)で5%前後となる。白血球の百分率がだいたい「顆粒球:リンパ球:マクロファージ=約60%:約35%:約5%」の割合で維持されていると、免疫力がもっとも適切に機能するというのが安保理論である。自律神経のバランスが良い状態、バランスがとれる環境が作り出され、維持できると、免疫細胞である白血球の数や機能が適正になる。

このコンテンツは会員限定です。無料の会員登録で続きをお読みいただけます。
無料の会員登録
会員の方はこちら
テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました