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< 源泉かけ流しの露天風呂を手づくりした温泉宿開業 >

高知県須崎市の山中に、元市職員の笹岡孝行さん(58)が源泉かけ流しの露天風呂を手作りした旅館「山里温泉」を開いた。

「山里温泉」は、須崎市中心部から車で約20分の渓流沿いに立ち、川のせせらぎを聞きながら湯に浸かれる。「静かで癒やされる」と宿泊客も徐々に増え、夫婦2人で慣れない旅館業に奮闘している。

2006年1月、笹岡さんは高齢で体調を崩した父親の世話をするため、33年間勤めた市役所を退職。父親は6月に亡くなったが、孝行さんは、全国の温泉を一緒に巡った妻の清子さんと温泉宿を開くことを決意した。

別荘に使うため親類とともに購入していた元温泉旅館の建物を改装した。出費を抑えるために源泉を温める釜は中古品を改造し、慣れない土木工事にも取り組んだ。1年後の2007年7月に開業にこぎつけたが、1カ月間は客がほとんどない日が続いたという。

その後、地元メディアなどに紹介されるなどして、今では平日の入浴客が約20人になった。宿泊客も毎週末訪れる。笹岡さんは「お客さんが『気持ち良かった』と言ってくれるのが一番」と笑顔を見せている。

問い合わせは、山里温泉(TEL:0889−46−0029)。

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