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< 伊豆・稲取温泉で今年も「ひなのつるし飾り」開催中 >

静岡県東伊豆町と稲取温泉の5つの会場で、江戸時代から続く「ひなのつるし飾り」の展示が今年も始まった。3月31日まで。

「ひなのつるし飾り」は、天井から手づくりの飾りをつるして飾るひな祭り。福岡県柳川市のさげもん、山形県酒田市の傘福と共に日本三大手芸の一つとされている。

つるし祭りは、江戸時代後期、高価なひな人形を買えない母親らが子どもの健やかな成長を祈り、縁起物をかたどった人形を作ったのが始まりという。

戦後にすたれたが、平成になって稲取婦人会が中心となって復興した。婦人会作のものに混じって、100年前ほどの人形もあるという。

ひな段の周りにつるされた赤や黄、色とりどりの「這い子人形」、「桃」、「巾着」、「座布団」、「さる」などのつるし飾りには、それぞれ子どもや孫の成長を願って込められた意味があるという。

会場を訪れた東伊豆町稲取の前田桃花ちゃん(6)は、天井からぶら下がる人形を手に目を丸くし、「かわいい!」と声をあげた。細やかな手作業から母の愛を感じさせる布製の人形に、温泉客からも感嘆の声が上がっていた。
問合せは、湯の山温泉協会(TEL:059−392−2115)。

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