< あたしか温泉で1.3キロの「巨大イセエビ」展示 >

三重県熊野市の新鹿(あたしか)海岸に近い「あたしか温泉」のロビーの水槽で巨大イセエビが展示され、訪れた観光客を楽しませている。
巨大イセエビは、昨年11月中旬、新鹿市二木島町の漁師浜戸楢夫さん(75)が近海での刺し網漁で捕獲したもので、体長約40センチ、重さ約1.3キロ。
浜戸さんは「58年間も漁をしているが、こんなに大きなイセエビは初めて」と驚いている。漁で取れるイセエビは通常200〜500グラムで、800グラムを超えれば「大物」という。
浜戸さんが、あしたか温泉社長の堀後伸司さん(60)に伝えたところ、「自然豊かな地元の海を感じてもらおう」と展示することになった。
堀後さんは、「イセエビが生きている間は展示を続けたい」と話している。