佐賀 武雄温泉楼門で大掃除 1年間のすすを払って新年を迎える

佐賀県武雄市の武雄温泉楼門(国重要文化財)で、12月17日、年末恒例の大掃除が行われた。
朱塗りの楼門では、そろいの法被を着た従業員らが長さ約3メートルのササを使って楼門の軒下などのすす払いをし、新年を迎える準備をした。
この日は年に1度の休館日で、大衆浴場や貸し切り湯の掃除も併せて行った。浴槽や床がデッキブラシで磨き上げられた。
温泉は、年末年始も午前6時半から深夜0時まで営業する。
元日は午前6時から「初湯式」があり、同6時半から入浴することができる。
屠蘇(とそ)の振る舞いもある。