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< 武雄・由布院・杖立(つえたて)温泉が連携し観光振興 >
佐賀県・武雄、大分県・由布院、熊本県・杖立の3温泉地域の自治体と観光協会などが連携し、広域観光の振興を図ることになった。
「九州三湯(さんとう)物語」として、3温泉の周遊ツアーを軸とした観光振興、人的交流、情報交換に取り組んでいく。3市町の職員や観光業の関係者などでつくる実行委員会が発足し、委員長に武雄市の樋渡市長が就任した。11月に同市で初の全体会議を開く。
そもそもは、樋渡啓祐市長が今年6月、由布市の観光関係者らの会合で講演したことがきっかけで、両市の観光の柱である温泉を軸とした観光振興による連携を提案。ツーリズム事業などで由布院と交流があった杖立も加わったという。
1泊2日または2泊3日を想定した鉄道や高速道路を使って3温泉を巡るツアーを企画するなど、温泉と各地域で行われるイベントを組み合わせ、観光客誘客と地域住民との交流を進める。旅行代理店へトップセールスをかけ、3温泉の魅力を広く発信していく。武雄では、来年2月の「飛龍窯祭り」とタイアップして盛り上げを図る。
昨年の観光客は由布院が約400万人と傑出して多く、武雄は145万人、杖立は47万人。樋渡市長は、「観光客数でアンバランスはあるが、3温泉は距離的に交流、連携しやすい。各地の特産物を記念品として贈呈するなど、観光客と地域住民との交流につなげていきたい」と語った。
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