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兵庫 有馬温泉が県内の食材を使ったメニューを提供「有馬美食倶楽部」

 兵庫県神戸市有馬温泉の約30の旅館や飲食店の料理人が、県内の旬の食材を使って趣向を凝らしたメニューを提供する「有馬美食倶楽部」の企画を始めた。

 産地直送で新鮮な食材を仕入れ、季節ごとにメニューを考案していく。
 第1回目は全国有数の水揚げ量を誇る浜坂漁港(新温泉町)の松葉ガニを中心にしたコースメニューなど。

 野菜も県内産にこだわった松葉ガニの鍋料理をメインに、カニの刺し身や炭火焼きなどを合わせた「蟹三昧(ざんまい)」、中国・四川料理の手法による「松葉ガニの辛味噌炒め」を炭火焼きに組み合わせた料理、松葉ガニのパイ包み焼きに淡路牛か三田牛のステーキを組み合わせたフランス料理などがある。

 1泊2食付きで、平日1人約2万〜7万円。

 有馬温泉観光協会によると、「有馬温泉は日本三古湯の一つとされながら有馬ならではという食の魅力に欠けていた。各旅館で名物料理を考案してもなかなか定着しなかった」という。

 そこで県内の名産物に着目し、料理人たちが工夫を凝らした料理を提供することで、有馬全体の新たな特徴を作ろうと「有馬美食倶楽部」とネーミングした。

 同協会は10月に浜坂漁協と契約を結び、直接漁港から水揚げされたばかりの新鮮なカニを陸送している。中間マージンが省かれるため、安価で提供できるという。

 観光協会広報担当の金井啓修さん(53)は、「日本海の温泉地まで行くことを考えれば、同じカニが有馬で食べられるのでお得です」と話している。

 問い合わせは、有馬温泉総合案内所(TEL:078−904−0708)。
 ホームページ http://www.arima‐spa.com/bishoku/



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