< 下呂温泉合掌村で観光客が正月飾り「花もち」作り >

岐阜県下呂市森の観光施設「下呂温泉合掌村」で、去る12月8日、観光客らが飛騨地方で正月に飾る「花もち」を作った。
花もちは、花に見立てた紅白の餅を小さく切ってモミジの小枝に飾り付けたもの。会場の合掌造り家屋「旧大戸家住宅」では、いろりに火を入れて雰囲気を盛り上げた。
合掌村職員が、紅白の配置や落ちにくい付け方などのポイントを指導し、飾り付けた枝を5本ほど台座に挿すと、完成。出来上がった花もちは、参加者が袋に入れて持ち帰った。
名古屋市西区の前田正明さん(44)は、妻の直美さん(44)、長女美紀子ちゃん(4つ)と直美さんの両親の5人で来村し、花もち作りに参加した。直美さんは、「インターネットで花もち作りを知り、この日に合わせて来た。家族みんなで楽しめてよかった」と話していた。