< 榊原温泉が「女将の会」を設立 オリジナル料理・観光PR >

三重県津市榊原町の榊原温泉の観光振興に取り組もうと、旅館の女将5人でつくる「糸さくら」という会の設立総会が、12月5日、榊原町の神湯館で行われた。
設立総会では、「女将という立場から何ができるかを考えていく。支援をお願いしたい」とあいさつが行われた。
榊原温泉の2006年の入り込み客は約37万2,000人で、ピークの1991年の約82万4,000人に比べて約55%減。厳しい状況にある。
会では今後、オリジナル料理や地酒作りを検討したり、県が東京や大阪で開く観光PRにも参加し、榊原温泉の魅力をアピールしていく。
今後は月に1回ほど会議を開き、地域で栽培している古代米を活用した料理を考案するなどして同温泉の活性化について話し合うという。