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名張市で休眠温泉を利用「無料温泉スタンド」開設

三重県名張市赤目町長坂で約20年間休眠状態となっていた「日の谷温泉」を活用しようと、赤目まちづくり委員会(勝山碩元会長)などが中心となり、無料の温泉給湯スタンドを設置する準備を進めていたが、このほどスタンドが完成し、10月10日午前10時から同所で竣工式が行われ、関係者や地元住民などが完成を祝った。竣工式には、勝山会長や亀井利克名張市長、地元住民ら約30人が出席した。

勝山会長が、「市民や観光客などの憩いの場として活用していきたい。今後、足湯なども整備できれば」と期待を語った。亀井市長は、「地域や市民、観光客にも愛され、親しまれ支持されるよう期待しています」と祝辞を述べた。

スタンドは、赤目滝入口の約1キロ手前にある日の谷橋のたもとに、同委員会などによる約150万円の出資により整備された。蛇口が2基設けられ、24時間、誰でも自由に温泉が汲める。地下約200メートルから湧出する19℃の単純弱放射能冷鉱泉で、湧出量は毎分約20リットル。

日の谷温泉は、昭和30年代後半に発見され、昭和40年代以降には奈良県の保養施設や地元企業の経営する旅館などで利用されたが、平成元年の旅館廃業とともに休眠状態となり、同委員会などが利用方法を検討していた。

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