土湯温泉で初の「バリアフリー発見ツアー」実施

福島県福島市土湯温泉町の観山荘で、1月27日、障がい者が安心して旅行できる環境を考える「土湯バリアフリー発見ツアー」が行われた。
企画したのは、NPO法人土湯温泉観光まちづくり協議会。福島市の「ふくしま協働のまちづくり事業」の一環として企画された。
福島市や伊達市などから障がい者と関係者が参加し、実際に車いすに乗って移動しながら、玄関やトイレ、浴場、客室、お土産物売り場などの館内施設が障がい者にとって利用しやすいかどうかを見て回った。
旅館との意見交換会の席上、参加者は、「重度の障がいを持つ人に対応できる設備があるといい」、「スタッフには障がい者の目線で対応してほしい」など、ハードとソフトの両面から意見を出し合った。
土湯温泉観光まちづくり協議会は、3月までに旅館ごとのバリアフリー状況を紹介するホームページを立ち上げるという。