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女将登場

登別温泉・滝乃家別館玉乃湯 須賀 紀子さん

聞き手:塚本 尚紀
 大正6年、料理旅館として創業した登別温泉「滝乃家」。本館は温泉街の整備に伴って休業、平成21年のオープンを目指す。一方、別館の「玉乃湯」が開業6年目を迎えた。この客室数24室のこじんまりとした和風旅館を切り盛りするのが須賀紀子さんだ。
「“のんびり、ゆったり、あずましい宿”というのが開業時の思いですが、最近これに“楽しい宿”というのを加えたんですよ」
 昨年暮れから、毎朝9時半になるとロビーで餅つきが行われている。集まってきた宿泊客も杵を振り降ろし、道産米を使ったつきたての安倍川餅に舌鼓を打つ。
「餅つきは本館の正月行事だったのですが、こちらでもやってみたところ好評で。お客さまに楽しんでいただけるならと、続けています。従業員は大変だと思いますけど」
といたずらっぽく笑う。
 開業当初から「玉乃湯」のチェックアウトは12時。朝食をとり、少しウトウトしてから、もう一度風呂に入って旅立つことができる。温泉街に鳴り響く昼のサイレンを聞くまでのんびりしていく老夫婦なども多いという。

毎朝行われている餅つきには多くの宿泊客が参加する

凛とした佇まいが印象的な須賀さん

「チェックインは午後2時なので、わずか2時間しかなく、慌ただしく準備しなければなりませんが、おもてなしの精神を胸に、従業員が一丸となって取り組んでくれています」
<  朝は、特にリクエストがないかぎり布団は上げに行かない。旅館内の着衣は浴衣か作務衣のいずれかを選べる。部屋食もできるが、夕食は16ある囲炉裏で魚介や肉の炭火焼きが楽しめる。本館での営業経験をもとに、顧客を中心に据えたアイデアが随所に盛り込まれ、この5年間、宿泊客数は常に右肩あがりを続ける。
「ウチのお客さまは9割が道内の方です。リピーターの割合が高く、何度も来てくださっているお客さまにも常に新しい感動を与えられるよう努力しなくてはと、心を新たにしています」
周囲の人たちを惹きつける快活さと、凛とした佇まいが印象的な須賀さんだ。

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