< 昼神温泉に屋台のラーメン再び 「夜のにぎわい取り戻したい」 >
長野県下伊那郡阿智村の昼神温泉郷に、9月14日、屋台のラーメン店「中村屋キャラバン」がオープンした。
昼神温泉郷には2年前まで屋台ラーメン店があったが、店主が亡くなって閉店を余儀なくされた。地元旅館の社長逸見尚希さん(39)らが、知人のつてを頼って神奈川県大和市の人気ラーメン店「中村屋」店主の中村栄利さん(30)に相談を持ちかけた。
昼神温泉郷にあった屋台のラーメン店は、居酒屋などで飲んだ後の客たちに好評で、夜遅くまでにぎわっていたという。逸見さんらは「昼神の夜のにぎわいを演出していたラーメン文化を残したい」と、復活に向け準備を開始。その熱意に中村さんが応え、開店にぎつけた。
中村屋は全国的に有名なラーメン店。これまで各地から出店の依頼があったが、すべて断ってきた。しかし、今回は「自分のラーメンで地域の文化に貢献できるなら」と快諾。中村屋としては初となる支店の出店が決まったという。
オープン当日は、調理場付きの大型車の前に、開店前から約150人の行列ができた。午後7時に営業が始まると、集まった大勢の客たちがさっそく名店の味を堪能した。
中村屋支店は昼神温泉郷で夜間営業するほか、機動性を生かして地元の福祉施設への出張も計画している。逸見さんは「ラーメンで昼神を盛り上げて、多くの人に元気を届けたい」と張り切っている。
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