登別温泉が開湯150年、7月に記念式など

北海道登別市の登別温泉が今年で開湯150周年を迎える。7月20日には記念式と泉源公園開園式が行われる予定だ。
登別温泉は、1858年(安政5年)に近江商人の岡田半兵衛が地獄谷から硫黄を採取しながら共同浴場を造り、「湯守」の許可を受けた武蔵国出身の滝本金蔵が「湯宿」を建て、私費で新しい道路を整備したのが始まりと伝えられている。
その後、登別温泉の名前は全国に知られるようになり、温泉街はホテルや旅館、土産店が徐々に増え近代化が図られた。昭和39年には「第1回登別地獄まつり」が開催され、その後、市を代表するイベントとなった。
登別温泉の開湯150周年記念事業の内容は、このほど開かれた登別観光協会の理事会で承認された。
登別温泉の軌跡をまとめたDVD制作、市民植樹祭、桜並木への記念樹植栽、協会所蔵の来泉文人・墨人作品展、郷土芸能・アトラクション、納涼ビアガーデン、お宿の浴衣で盆踊り、おにっこ縁日、ホワイトイルミネーション&アイスキャンドル、元旦縁起もちつき―などが行われる。
7月20日の記念式・泉源公園開園式では、オープニングイベントを行う。登別温泉の三つの大きな取り組み「鬼火が誘う地獄の谷」、「地獄まつり」、「湯まつり・湯かけ合戦」は冠を付けて実施する。
開湯150周年のロゴマークデザイン、PR看板製作、NHKラジオ公開番組の開催を計画。北海道洞爺湖サミットでは歓迎ステッカーの制作も行う。
登別観光協会では、「各委員会で実施に向けた体制を取りたい。ロゴマークやキャッチフレーズも間もなく決まる。市民を巻き込んだ事業展開を進めていく」と語っている。