ネット温泉週刊誌 「毎日が温泉.com」 創刊にあたって

我々日本人が殆ど無意識に口にする「温泉にでも行くか」と言う言葉の中には、太古の昔から禊ぎや湯浴みをとおしてすり込まれたDNAが密かに息づいており、温泉に行きたいと願うのは日々の精神的な疲れを温泉で癒そうとする、日本人のみが持つ心の働きではないでしょうか。
日々の社会活動でストレスに曝される人たちがたとえ1泊2日といえども温泉場の雰囲気に身をゆだねたり、若い女性が昔ながらの温泉場を求めて旅をしたり、ゆとりのあるシニア世代の人たちがさらにその生活を充実させるためや慰安のために孫を含めた家族で温泉場に足を運んでいるのは、温泉地とその日本文化が私たちの心を癒してくれることを無意識のうちに知っているからなのです。
私どもは様々な人々の心を、温泉と日本旅館という和の世界で和ませ、日本人が古から受け継いできた生活の知恵、湯治を現代的に科学することにより温泉に新しい意義を見いだすと共に、いまも温泉と旅館を守り育てている現代の湯守・温泉旅館経営者を応援し、日本の温泉を世界の癒しの場として紹介し、育てていくために「毎日が温泉ドットコム」を創刊することとしました。
日本が世に誇るべき温泉及びその周辺の環境はそれを維持運営する人たちだけでは成り立たず、そこを利用して癒しを求める消費者があって初めて成り立つ世界です。
現代の利用者は、日々の生活のスピードがあまりにも速すぎるため、温泉の意義を忘れているやに見受けられます。
今一度、日本文化としての温泉と日本旅館が持つ価値と味わいを世間に紹介し、その理解者・応援者を育てることを事業の基本としてまいりたいと考えます。
「毎日が温泉ドットコム」 編集長
編集長・松田忠徳

1949年 北海道洞爺湖温泉を産湯に生まれる。
東京外国語大学大学院修了。
文学博士、旅行作家、モンゴル研究家。
札幌国際大学大学院教授(温泉学)
「温泉教授」の異名で知られる温泉学の第一人者で、全国の温泉地域活性化の指導を行っている。
これまでに巡った温泉は4,600湯を超す。
著訳書に
「温泉教授の温泉ゼミナール」(光文社新書)
「列島縦断2500湯」(日本経済新聞社)、
「温泉力」(集英社)
「温泉教授の湯治力」(祥伝社新書)
「温泉教授の日本百名湯」(光文社新書)
「黒川と由布院〜九州が,日本の温泉を変えた!!」(熊日出版)
「間違いだらけの温泉選び」(中経出版)
「日本の千年湯」(新潮社)
「温泉教授・松田忠徳の新日本百名湯」(日経ビジネス人文庫)
「北海道ホンモノの温泉」(寿郎社)
「おとなの温泉旅行術」(PHP新書)
「温泉旅館格付ガイド」(新潮社)
「江戸の温泉学」(新潮社)
「一度は泊まってみたい癒しの温泉宿」(PHP新書)
など130冊以上。
DVD「温泉教授・松田忠徳の日本百名湯」全10巻(日本経済新聞社)
ニンテンドーDSソフト「全国どこでも温泉手帳」(マーベラスエンターテイメント)もある。